かりんとうを揚げるのに、手仕事も機械も関係ないと考える人もいるのではないでしょうか。

 

機械作りの場合は、いかにロスを少なくして、数多く作るかが大切になってきます。

しかし、機械で揚げると言えども、油、生地、気候から影響を受けます。

微妙な変化に対応できないので、焦げない程度にあらかじめ余裕を持って揚げることになります。

この余裕こそが手仕事と機械作りとの決定的な差となって表れます。

 

 

手仕事の場合は、丁寧に揚げるために少々の影響に対しては、柔軟に対応ができます。

焦げない程度に、それでいて香ばしさを保てるように、ぎりぎりを見極めて揚げるのです。

かりんとうを半分に割ると空洞があって、ほんのりきつね色。

じっくりと生地に火を入れるからこそ食感と香ばしさが出るのです。


代々受け継がれた、変わらない技法。

一瞬の気の緩みで味が変化してしまうという緊張感の中、毎日誠実な気持ちで釜に向かいます。

こうして出来上がったかりんとうには、なんでもないようなことを大切に守り続ける職人のこだわりが、たっぷり詰っています。

 

 

▼こだわりのかりんとうはこちらから

黒糖花林糖

生姜花林糖

 

店頭でもお買い求めいただけます。